極薄金属箔

金属・機械加工

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どのような技術か?

創業以来70年以上、金属箔製造の技術を磨いてきました。 現在は、JIS規格にはない0.1mm以下の板厚の金属箔、特にミクロン単位の薄さを造る精密極薄圧延技術を強みにしています。 私たちはSUS系、チタン系、アルミ系、銅系、ニッケル系、鉄系、モリブデン系など多様な金属を箔にします。

金属は強度、加工性、熱による変成などそれぞれ特性が異なり、それぞれのクセをつかんで極薄の箔にするには積み重ねた実績とデータ、適切な研究開発が必要です。 さらに、金属の品質によっても加工精度が変わります。 金属の仕入れから箔づくりは始まっており、サプライヤーとの繋がりや目利きも非常に重要です。

金属の性質を研究し続け、サプライヤー開発と彼らとの関係づくりを重ねてきた結果、私たちは多様な金属で極薄の箔を作ることができるようになりました。 例えばTi-Niの20μm、5μm箔や純マグネシウムの2μm箔は世界でリカザイしかできません。 また私たちが作る箔は精度が高く、厚さ0.001mm~1.0mmで、厚みの誤差は±10%以下で2%程度まで上げることができます。

金属への理解に加え、熟練工の技能、各製造工程のこだわりと改善、クリーンでコントロールされた室温や風量の製造環境など誰にも真似の出来ない製造条件が、この薄さと精度を可能にしています。 また、超極薄箔を二次加工することは非常に難しいです。 私たちは、レーザー加工、エッチング加工、プレス加工、研磨など厳選された協力会社と連携しており、二次加工まで対応することが可能です。

何を実現するのか?

航空・宇宙、産業機械、半導体の部品、電子電気関係の様々な部品、調整・測定機器など様々な分野、用途で使えます。 薄い金属箔の利用方法は無限大で、アイディア次第で利用法が変わります。

用途のアイディア、質問などは気軽にお問い合わせください。

用途例

・超電導素材Nb-Tiを箔にして、熱が大敵である量子コンピュータの配線に使用

・形状記憶特性、超弾性特性を持つTi-Ni箔を、医療やロボットなどで活用

・純Mg箔を電磁シールド、医療機器で活用 ・精密機器で、高さや隙間を数μmに調整するため、SUS箔を利用

・Ni箔をバッテリーやコンデンサーの電極に使用 ・低膨張合金Fe-Niの箔を、ガラス封着されるICリードフレームに使用

・周波数特性に応じた金属を薄く軽量化した箔を、スピーカーの振動板に使用

・弾性限と耐疲労限、導電性を持つ金属の箔を、スマートフォンなど精密機器のばね材やスイッチの接点材に使用

・電気抵抗が大きく温度係数と熱起電力が小さいCu-Niを、歪ゲージなどに使用

強み、競合優位性は何か?

他社が箔にできない金属に対応でき、また薄さと精度は真似できないレベルです。

Ti-Ni箔、純マグネシウム箔、Nb-Ti箔といった高機能金属素材の箔が製造できるのは世界でリカザイだけです。 また厚さ1μmのチタン箔、1μm単位で厚みをコントロールして公差を±2%まで抑えられる技術を持つのも私たちぐらいだと自負しています。

私たちがオンリーワンの技術を持っている理由

・熟練工の手による冷間圧延と結果の測定

・職人の技術が反映できる微調整可能な設備と精度の高いメンテナンス

・金属板の仕入れの目利きと国内外サプライヤーとの関係

・薄い金属箔の敵であるコンタミや空調のコントロール

・産学連携、医工連携による金属箔の研究開発

・70年以上、金属箔を作り続け、市場や事業環境の変化に対応してきた実績

どのように活用されているか?

私たちは、箔に粘着性を持たせたリカザイテープ、リカザイシートを製造販売しています。

W100mmxL300mmのシート状の平らな箔に粘着性を持たせ、PETシートでカバーしたものを「リカザイテープ」という名称で販売しています。 長さは300mmまで対応可能です。

このリカザイテープを任意で切れ目を入れて、粘着力のある箔のみシールのように貼れるようにした製品が「リカザイシール」です。 「(高機能金属素材の)箔を自由に自分で貼れると実験がやりやすい」という大学教授からの声と、社員の女性から「メタルネイルシール」のアイディアが出たことから開発された「リカザイテープ」と「リカザイシート」。

技術開発にも商品開発にもアイディア次第でお使いいただけます。

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関連情報

  • 事業所 神奈川県川崎市中原区下沼部1810-7
  • Japan
  • 地域 Kanagawa Prefecture